どうもパブロフです
みなさん、シーズン9ランクマ、お疲れ様でした。
レギュレーションBのシーズン4で構築記事を書いて以降、レギュレーションCでは厄災ポケモン(特にディン様)が猛威を振るっていたため、納得のいく構築が組めず、構築記事は執筆はやめておりました。
しかし、レギュレーションDからヒスイポケモンと一部の準伝説ポケモンの解禁により、大きく対戦環境が変わりました。それにより、シーズン9では納得のいく電気統一PTを組むことができ、最終順位2178位、レート1813と個人的に満足のいく結果が残せたので構築記事として振り返りをしたいと思います。
本記事のアウトライン
・使用PTの概要
・メンバー紹介
・振り返り
【使用PTの概要】
ウォッシュロトム@オボンのみ ゴーストテラス H252 A↓ B246↑ C4 D4 S4
化身ボルトロス@拘りハチマキ 飛行テラス H4 A252 S252↑
レジエレキ@きあいのタスキ 氷テラス A4 C252↑ D↓ S252
ヒスイマルマイン@食べ残し 水テラス H252 A↓ B204 C4 D44↑ S4
スナノケガワ@ブーストエナジー 氷テラス H52 A↓ C204 S252↑
テツノカイナ@突撃チョッキ 妖テラス H12 A236↑ B100 C↓ D124 S36
構築経緯&運用方法
S8にて電気ポケモンではヒスイマルマイン、サンダー、ボルトロス、レジエレキ、アローラライチュウが解禁されたので、前作の剣盾環境の覇者であるHBゴツメサンダーを軸に組み立てようといたところ、、、思ってた以上にダイジェを失ったサンダーが弱体化していました。。。
S8にて色々試した結果、解禁された電気ポケの中では、
・食べ残しヒスイマルマインの宿り木&身代わりによる詰ませ性能
・氷テラス襷レジエレキの対面性能
が使い勝手も良かったのでこの二体は採用。
レジエレキではディンルーやヒスイヌメルゴンが重たかったので、それらと打ち合えるチョッキ妖テラステツノカイナをこれまで通り採用。マルマインを出しにくいサーフゴー、イーユイといった炎ポケに強く、汎用性の高いブースト氷テラススナノケガワを採用。環境トップに君臨するカイリューと怯みゲーを仕掛けてくるパオジアンに強いゴツメミトムを採用。
上記の5体を確定後、ラストピースを色々試行錯誤した結果(眼鏡レボルト、スカーフサンダーなど)、ハチマキ飛行テラス化身ボルトがうまく環境にはまり、納得のいく構築が完成しました。
選出パターン(基本選出というより意識していたこと)
・相手に地面タイプがいない、またはガブやランドといった低耐久の地面ポケ入り
→エレキ初手、地面と対面しても躊躇なく氷テラバを叩き込む
・ ディンルー入り
→ヒスイマルマインで流しつつ、カイナで倒す
・ディンルー&サフゴ
→ヒスイマルマインがサフゴに弱いので、カイナ、ケガワ、ボルトロスでなんとかする
・キノコ類
→ボルトロスでトンボしつつ、ヒスイマルマインで胞子を受けながらクルクルする
【メンバー紹介】
構築の経緯からエレキ→ヒスイマルマイン→カイナ→ケガワ→ミトム→ボルトロスで紹介します。
10万ボルト サンダープリズン 神速 テラバースト 氷テラス
史上最速のポケモン。レギュCまではパオのつらら怯みに常に怯えていましたが、無振りでもパオの上から動ける速さは本当にありがたい。
剣盾ではその技範囲の狭さで使い勝手も悪かったが、氷テラバーストのお陰で電気✖️氷という最高の技範囲をゲット。
高速✖️高火力✖️神速持ちということでシンプルに襷運用が強かったです。また、初手に出すことで壁貼り要員と勘違いしてくれるのも大きかった。
また、専用技のサンダープリズンを採用することで、襷ポケの処理や釣り交換を防ぐことができたのも強かったです(なお、命中、、、)。途中までは10万ボルトの代わりに守るを採用することで、定数ダメージをさらに稼いだり、敵のテラスチェックができたりと面白い動きができましたが、安定した攻撃技が欲しく、終盤は10万ボルトに変更しました。
ヒスイマルマイン@食べ残し【ぼうおん】
ギガドレイン やどりぎのたね 身代わり 守る
水テラス
電気タイプ初のチューチュートレイン。
ワンパンされなければ、やどりぎまもみがで相手を完封できるので、ラストの詰ませ要員としてかなり活躍してくれました。
特に、電気ポケの天敵であるディンルーやカバといった地面ポケに対して強いのでなくてはならない存在でした。また、キョジオーンやクレセリアといった耐久ポケ勢にも強く、TOD勝ちにかなり貢献してくれました。
特性は身代わりを貫通する音技を無効にすべく防音で採用。意外と特性を知らずに、フレアソングや滅びの歌を打ってくることが多かったです。
ただ、パオやサーフゴー、草食ヌメルゴンといった環境上位に苦手ポケモンが多く、出しにくい時も多かったです。
テラスタルはパオ対策に水にしてますが、正直水テラスを使ってもパオはキツイので他のテラスでも良いと思います。
テツノカイナ@突撃チョッキ 【クォークチャージ】
ドレインパンチ 地震 じゃれつく(テラバースト) 岩石封じ(アイアンヘッド) 妖テラス
いつもの。耐久はHP231 B141 D156(チョッキ)とうい超耐久で確実に耐え、A209の火力で殴り倒す対面マン。
耐久は眼鏡臆病カミのムンフォ確定耐え調整。
フェアリーテラスは弱点を消しつつ、環境トップのカイリューに強く出れるのでおすすめ。
途中までじゃれつく、岩石封じで運用。ドレパンまたは地震読みのゴツメカイリュー交換を読んで、岩石封じ→じゃれつくでカイリューを倒すのが強かったが、終盤は安定性を選んで技変更。また、蝶舞ウルガモスの起点にもなりやすいので岩石封じは割とあり。
スナノケガワ@ブーストエナジー 【こだいかっせい】
10万ボルト 大地の力 テラバースト 電磁波 氷テラス
上記のレジエレキと同様、氷テラスタルにより電気氷地面の最強の技範囲で手広く殴れるアタッカー。
枠が余ったので、とりあえず麻痺させればミラクルが起きると思い、電磁波を採用。
レジエレキと役割が被っているため、イマイチかと思いきや、ヒードランやジバコに強いのでエレキとは違う強さを持っていました。
ハイドロポンプ イカサマ 電磁波 リフレクター ゴーストテラス
電気タイプ統一には欠かせない万能家電。
環境上位のカイリュー、パオジアンに後出しでもテンポを取れるゴツメ枠として採用。
特に、ゴツメ✖️イカサマ✖️リフレクターの相性が良く、環境トップの竜舞カイリューに対して、お相手ゴツメ触る→接触回数を減らすために竜舞→リフレクター→お相手「もっと舞わなきゃ」→イカサマで確定2発の動きが強かったです。
また、途中からガチグマがゴーストテラスで採用されてることが多く、カイナの格闘技を透かすためにゴーストテラスを切った場合、ミトムのイカサマが通るという2段構えを用意できたのも強かったです。
ボルトロス@こだわり鉢巻【負けん気】
テラバースト ワイルドボルト 蜻蛉返り 瓦割り 飛行テラス
構築のラストピース。構築には必要だった崩し要員として鉢巻で採用。
当初はスカーフで採用してたが、霊獣ランドの威嚇でA1段階の飛行テラバでもランドロスが落ちなかったり、耐久調整カミを倒せないことも多かったので、鉢巻に変更。
特にボルトロスの場合、攻撃アタッカーと特殊アタッカーのどちらもあり得るため、飛行テラバーストが物理か特殊なのか判断しにくいのもあり、初手テラバでテンポを取りやすかったです。
また、S111という絶妙な速さで、カミやパオ、ツツミは抜けないが、メジャーどころのガブやイーユイあたりは抜けるので、上を取れるポケモンが多かった。
たまにいる壁貼りロンゲに対しても瓦割りを連打で壁を貼らせず、ソルクラで負けん気を発動させることもできたので、壁貼り構築に強いムーブができるのも強みでした。
【振り返り】
レギュレーションCでは1700付近で燻っていましたが、どうにかまた1800を超えられてよかったです。
終盤までは1700付近で今期もダメかなーと思ってましたが、最終日の深夜に潜り続けてなんとか1800に滑り込むことができ(LOOC氏の暖かい応援のお陰)、達成感で胸がいっぱいなS9でした。
S10はDLCもあるので、かるーく流して、レギュEでまた1800を超えれるように頑張ろうと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!